こんにちは☀️ AI美容室のNaoです♪

みなさんは美容室でカラーをする際に、生え際にクリームを塗られたことはありませんか？

あれ、どうして塗るのかわかりますか？

当たり前に塗っているクリームですが、とても重要な意味があるんですよ！

今回はカラーの縁の下の力持ち、プロテクトクリームについてお話しします。

▼プロテクトクリームってなんなの？

プロテクトクリームとは、いろいろなメーカーが販売しているカラー用クリームです。

カラーをする際に生え際に色が残らないようにする効果があります。

一言にカラーと言っても、ファッションカラーもあれば白髪染めもありますが、カラーの種類によっては地肌からべったり薬を塗るものもあります。

美容師もできるだけ生え際の地肌に薬がつかないように努力はしますが、あまり気を使いすぎると生え際の髪が染まらない！ということになりかねません。

髪の毛にはしっかり薬を塗るけど、生え際の地肌には薬はつけないようにする、、、実際に塗るとわかりますが、なかなかのチキンレースです。

▼白髪染めでこそ効果を発揮！

さて、このクリームはカラーをする際に生え際に色が残らないようにするクリームとお伝えしましたが、主に白髪染めで効果を発揮します。

白髪染めはファッションカラーに比べて染まる力が強いです。

ファッションカラーのカラー剤も地肌につくと多少色が残りますが、ほとんどはシャンプーの時点でキレイに落ちてくれます。

ですが白髪染めのカラー剤は地肌につくとしっかり着色してなかなか落ちないのです。

こうなるとシャンプーだけでは落ちないので、専用のリムーバー(除光液)を使うことになります。

ですがこのリムーバー、少々刺激が強いお薬なのでお肌が敏感な人はしみたり、かぶれの原因になることがあります。

人によってはリムーバーを使用できないので、自然に色が落ちるのを待つことになります。

▼髪の毛の染まりには影響しないの？

このクリーム、生え際に塗るのですが、その時どうしても髪の毛にもクリームがついてしまうことがあります。

そこで疑問です。

色がつかないようにするこのクリーム、髪の毛についてしまったら染まらなくなっちゃうんじゃないの？

結論からいうと、髪の毛はしっかり染まります。

このクリームのすごいところは、「髪の毛は染まって肌は染まらない」仕組みになっていることです。

理由は、頭皮を保護するオイル成分が、地肌には浸透するけど髪の毛には浸透しないように設計されているから、だそうです。

※私も今回初めて知りました。

▼実験してみよう！本当に効果ある？

さて、プロテクトクリームの理屈はわかりました。

でも本当に効果はあるの？ちょっと疑問ですよね？

ということで実際に実験してみましょう！

こちらは私の腕。わかりやすくするためにサインペンでマスを二つ用意しました。↓↓↓

そこにプロテクトクリーム。右のマスにのみクリームを塗ります。↓↓↓

次に白髪染め剤を両方のマスに均等に塗ります。そのまま30分放置。↓↓↓

しっかり着色しました。↓↓↓

ラップを外して洗い流すと、、、↓↓↓

クリームを塗ったところだけキレイに着色しませんでした！

これが、白髪染めをしているときに頭皮で行われているのです。

▼まとめ

いかがでしたか？

いつも何気なく塗られていたクリーム。

実はしっかりその仕事をしてくれていたんです。

私も今回実験してその効果に嬉しくなりました。

ぜひクリームを塗られた時は目を閉じて「ありがとう、クリーム、、、」と思ってあげてくださいね。

それではまた明日☆