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シャンプーは朝がいい?夜がいい?美容師目線で解説!

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こんにちは☀️ AI美容室のNaoです♪

みなさんはシャンプーするのは朝ですか?夜ですか?

たぶん多くの人は夜派、じゃないでしょうか?

でも暑くなってくると、寝汗を流すために朝シャワーを浴びたい、と思いますよね。

朝シャワーを浴びる時に一緒にシャンプーしたいから、私は朝シャン派!という方もいるでしょう。

今日はそんなシャンプーのタイミングについてのお話。

美容師目線で、シャンプーをするなら朝か、夜か、というテーマでお話しします。

どちらをおすすめするのか、そしてなぜそうなのか。

知ると頭皮の理解が一つ深まる内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

▼シャンプーの効果

そもそもシャンプーは何のためにするのでしょうか。

髪の毛の汚れを落とすのはもちろんですが、それ以外の目的もあるのでここで押さえておきましょう。

「シャンプー」はヒンズー語で「押す」を意味する言葉から派生しています。

この「押す」が「マッサージする」の意味で使われるようになり、シャンプーの語源になったそうです。

つまり「シャンプ−」とは頭皮のマッサージが前提の言葉であり、頭皮に対して行うもの、という意味を含んでいるのです。

髪の毛の汚れを落とすという認識は間違いではないですが、一番大事なことは「頭皮」の汚れを落とすことなのです。

ではシャンプーで落とす「汚れ」とは具体的に何でしょう?

答えは、皮脂や汗、フケ、ホコリ、ワックス等のスタイリング剤、などなど、、、

日常生活を送る上で髪と頭皮につく汚れを指します。

▼皮脂はサビる

よく耳にする「皮脂」

実はこれ、頭皮から分泌される成分なのですが、空気や紫外線に触れることで酸化します。

この酸化した皮脂のことを過酸化脂質といい、肌にとって悪影響を与えるものなのです。

例えば、過酸化脂質は正常な細胞を攻撃したり、肌のシミやくすみ、そして臭いの原因になります。

さらに他の正常な皮脂も酸化させてしまうので、シャンプーでしっかり落とすことが大切です。

こちらは皮脂が毛穴に詰まった頭皮。↓↓↓

適切にシャンプーすることで余分な皮脂は落ちます。

こちらはシャンプー後のキレイな頭皮↓↓↓

▼「皮脂」の意外な役割

酸化すると悪影響を与える皮脂ですが、じつは皮脂自体は頭皮にとってとても大事な役割があります。

それは、天然の「保護膜」であり、「保湿クリーム」であるということです。

肌全体を覆い、pHを弱酸性にしながら、しなやかさや潤いを保ってくれるのです。

さらには外部刺激や紫外線から頭皮を守ってくれるバリアの役割もあります。

酸化すると悪さをする皮脂ですが、正常な状態の皮脂はむしろ頭皮に必要なものなのです。

シャンプーにおいて大切なことは、酸化して古くなった皮脂をしっかり落として、常に新しい皮脂にしておくことが重要です。

▼朝か、夜か

では以上のことを踏まえて、シャンプーは朝と夜どちらにするのがいいでしょうか。

個人的には、夜のシャンプーがおすすめです。

理由は、朝シャンをすると必要な皮脂まで落ちてしまうから。

先ほど説明したように、皮脂はさまざまな外的要因から頭皮を守ってくれます。

シャンプーをすることで古くなった過酸化脂質を落とすことは大事ですが、正常な皮脂まで落としてしまうのは良くないです。

皮脂がない状態で外に出ると、紫外線が直接頭皮に降りかかってしまいます。

年々日差しが強くなっている日本で、無防備な頭皮を晒すのはあまりおすすめできません。

さらに頭皮を弱酸性に保つことができず、汗をかいたりした後の細菌繁殖の原因にもなってしまいます。

しかしそれでも朝にシャンプーをしたいという人は、洗浄力の優しいシャンプー剤を選び、外に出る時は紫外線への対策をとるようにしましょう。

▼まとめ

いかがでしたか?

朝シャンはすることで血行がよくなって目覚めが良くなったり、寝グセを直せたりもします。

一概にデメリットだけではないのが難しいところです。

大事なことは、その特徴をしっかり把握して適切な方法をとることです。

日々のケアを大事にして、髪と頭皮を健康に保ちましょう!

それではまた明日

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