こんにちは☀️ AI美容室のNaoです♪
昨日は、「選び方編!シャンプーで健康な頭皮と髪の毛を手にいれる!」
としてシャンプー選びの方法をお話しました。
今日は自分で洗うシャンプーとプロが洗うシャンプーの違いは何か?をテーマに実践編をお話します。
あなたのシャンプー、本当に汚れを落とせていますか?
▼誤解多し!シャンプーは髪の汚れを落とすもの?
よくシャンプーは髪の毛の汚れを落とすための行為だと思われています。
シャンプー、「shampoo」。この英語はヒンズー語で「押す」を意味する言葉から派生しています。
この「押す」が「マッサージする」の意味で使われるようになり、シャンプーの語源になったそうです。
つまり「シャンプ−」とは頭皮のマッサージが前提の言葉であり、頭皮に対して行うもの、という意味を含んでいるのです。
髪の毛の汚れを落とすという認識は間違いではないですが、一番大事なことは頭皮の汚れを適度に落とすことなのです。
ではどう洗うのが正しいのでしょうか。
▼泡立ちが全てを決める!
ズバリ!一般の方とプロの違いは何か、それは泡立ちです!
目を閉じる感じで(閉じたら読めないので)想像してみてください。
シャンプー台に案内されて横になり、フェイスガーゼ越しにライトの明るさを感じて目を閉じていると、強めのシャワーが大雨のようにザーーッと音を立て始める。
耳元で鳴る豪快なシャワー音を一瞬不快に感じるが、次第にその雑音に慣れ始め、これから始まるシャンプーに集中できてくる。
人肌より少し暖かい、ぬるいより少し熱めのお湯が髪の毛を濡らし、いよいよお湯が頭皮に到達。まるでお湯が生きているようにじわ〜と広がり暖かさが広がっていく。
頭全体にお湯が行き渡り、心地よい温度になったところにシャンプー剤が塗布される。
地肌まで届かない毛先で泡立てているのだろう、シャンプー剤の冷たさは感じない。
美容師さんの手の動きに合わせてシャンプー剤はモコモコと泡立ち始め、手の動きに合わせてシャカシャカ♪とリズミカルに音をたてる。次第に泡は
「シュワッ、シュワッ♪」「ボシュ、ボシュ♪」「ボフッ、ボフッ♪」
と音を変えていく。
鋭利さがなくなり、柔らかく弾ける泡の音は、美容師さんの指が地肌を走る感覚に負けじと耳を癒す。
普段なら1分も洗えば十分に思うシャンプーの時間が、今はずっと続けばいいと思ってしまう。
う〜ん、気持ちいい♪♪つまり、泡立ちはシャンプーの気持ち良さに直結するのです。
試しにこの文章から泡立ちの要素を消すとどうでしょう。急に淡白なシャンプーの文章になってしまいます。
え?それは文章を書いたお前次第だろって?
たしかに!でも読んでて気持ちよさそうに感じたでしょ?笑
泡立ちにはもう一つ大事な要素があって。
▼泡が汚れを落とす
シャンプーはローリングアップ現象の効果で汚れを落とします。
ローリングアップ現象とは、超かんたんに言うと、泡の成分が汚れを包み込むことで汚れを浮かして、シャワーと一緒に流してくれる現象のこと。食器用洗剤と同じ原理ですね。
つまり、泡立ちは気持ちよさと洗浄効果どちらにも大きな役割を果たしているのです。
▼泡立ちの方程式
ではしっかり泡立てるにはどうしたらいいのでしょうか。
私はこれまで何千回もシャンプーしてきて、泡立ちに関してある方程式を見つけました。それは
泡立ち = 水分量 × シャンプーの量 × 汚れの量(少なさ)
ということです。
逆に言い換えるとこうです。
○しっかり濡れてないと泡立たない
○シャンプーが少ないと泡立たない
○汚れが多すぎると泡立たない
シャンプー剤は水に反応して泡が立ちます。当然シャンプー剤が少なくても泡立たない。
また、泡が汚れを包み込むので汚れが多いと泡がそちらに取られて泡立たない。
▼気持ちのいい洗い方
まず大事なことはしっかりと濡らすことです。
指の腹で頭皮を軽くマッサージするつもりで全体を濡らします。
いつもより時間をかけて頭皮全体に確実にお湯を行き届かせてください。
上手にできればこの時点でほとんど汚れが落ちます。
次にシャンプー剤はいつもより多めに使ってみてください。
もったいないと思うでしょうが、とりあえずいつもの1.5〜2倍くらいの量で泡立てます。
泡立ちが物足りないと思ったらお湯をほんの少しかけて再度泡立てます。
(次回以降、慣れてきたら徐々にシャンプー剤の量を減らしてベストな量を見つけてください。)
あとはいつもより長めに頭皮をマッサージするように全体を洗って、その後しっかりすすぎます。
きっといつものシャンプーよりワンランク上の体験ができるはずです。
ぜひご自身のベストなシャンプーを追求して素敵なバスタイムをお過ごしくださいね♪
それではまた明日⭐︎