こんにちは☀️ AI美容室のNaoです♪
昨日はAGAの原因についてお話ししました。
その中で重要になってくることが、髪の「ヘアサイクル」でしたね。
ヘアサイクルとは、髪が生まれてから抜けるまでの周期。
言わば髪の毛一本一本の寿命です。
そこには髪の基礎基本が詰め込まれており、ここを理解すると髪の毛への理解がぐっと深まることでしょう。
今回はそんなヘアサイクルについて詳しくお話しします。
言葉自体は知っている人も、理解度がぐっと増す内容です。
ぜひ最後までご覧ください。
▼髪の毛はどうやって作られているか
髪の毛は、「毛根部」で細胞分裂を活発に行うことで成長していきます。
この毛根部には、「毛乳頭細胞」、「毛母細胞」、「色素細胞」が存在しています。
毛根部は、髪の毛を作る工場のような役割があり、細胞の働きによって毛の太さや形状などの性質が決まると言われています。
髪の成長に必要な栄養は毛細血管によって届けられていて、成長期の毛根部の周囲を取り囲むように張り巡らされています。
髪が成長する際には、活発に細胞分裂が行われるため、多量の栄養と酸素が必要になります。
健康な髪の毛を育てるためには、毛細血管の血行を促すことが重要なのです。
▼ヘアサイクルをおさらい
昨日の記事でも説明しましたが、髪は古くなると自然と抜け落ち、また新しい髪が生えてきます。
この周期をヘアサイクルといい、
「成長期」→「退行期」→ 「休止期」→「脱毛」
という周期を繰り返します。
それぞれの期間で特徴があるので、順に見てみましょう。
①成長期
毛乳頭細胞・毛母細胞の働きが活発で、髪が成長する時期です。
健康な状態だと、毛髪全体の85〜95%がこの成長期にあたります。
また成長期の期間は男女で異なり、男性が3〜5年、女性が4〜7年と言われています。
②退行期
毛乳頭細胞の働きが不活性化し、毛母細胞の働きが弱まる時期です。
毛髪全体の1〜3%がこの時期になります。
退行期の期間はおよそ2〜3週間です。
③休止期
髪の成長が完全に休止する時期です。
毛髪全体の9〜14%がこれにあたり、およそ数ヶ月続きます。
④脱毛
新しい髪の毛が生え始めることで古い髪の毛を押し上げます。
そうすることで古い毛は脱毛するのです。
▼まとめ
いかがでしたか?
ヘアサイクルに関してはすでにご存知の方も多いかと思いますが、その細かい数字や役割を知っている人は少ないのではないでしょうか。
今回の内容は、今後の髪の毛の知識の土台になる部分でもあります。
ぜひ正しい知識をもとに、素敵なヘアライフを送ってくださいね。
それではまた明日☆