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惑わされがち!表現のマジックについて

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こんにちは☀️ AI美容室のNaoです♪

突然ですが、みなさんは「消えた1000円問題」を知っていますか?

結構有名な問題なのですが、何度見ても不思議!わかっていても騙される!

そんな面白い問題です。

まずはこちらをご覧ください。

▼消えた1000円問題

ある3人組がホテルに宿泊し、一人1万円、合計3万円を支払った。

しかし、実際の宿泊費は2万5000円だったので、ホテル側はボーイに5000円を渡し、3人に返金するよう指示した。

ボーイはその中から2000円をネコババし、3人には1000円ずつしか返金しなかった。

結果として、3人は合計で2万7000円を支払ったことになるが、これにボーイが盗んだ2000円を加えても2万9000円にしかならず、元の3万円には足りない。

残りの1000円はどこに消えたのだろう?

 

いかがでしょうか?

私は答えをわかっていても、読むたびに「んんん〜〜〜???」ってなります。

実はこの問題、ボーイがネコババした2000円は、3人が支払った2万7000円の一部なので、2万7000円に2000円を足すのは二重計算になる、という問題なのです。

結局よくわかりませんね笑

この問題の詳しい解説は「消えた1000円問題」で検索すると解説が出ますので、気になる人はお調べください。

では似た問題をもう一問。

▼消えた家族問題

ある家から10人が買い出しに出かけたが、そのうち3人は体調不良で帰ってきた。

帰り道の途中、1人が病院に行ったので、家に帰ってきたのは2人。

今、家の外にいるのは8人だ。病院にいる1人を足しても9人。残りの1人はどこに行った?

 

この問題も仕組みは同じ。

病院に行った1人は外にいる8人に含まれるので、家にいる2人を足すと問題なく10人になります。

▼結局、何が言いたいの?

このおもしろ問題をやって私が何を言いたいかというと、物事は語り手の意識次第で与える解釈を変えられる、ということ。

つまり、言い方・見せ方次第でいろんなイメージを与えることができるのです。

いくつか例を見てみましょう。

「タウリン1000mg配合っ!」

「タウリンは値段が高い成分だから、一本に1gだけ入ってるよ〜」

 

「レモン100個分のビタミン」

「たくさん入ってるように見えるでしょ?実際はビタミン50gのことだよ〜」

 

「年間1000個売れているお菓子です!」

「1日2~3個しか売れないけど、たくさん売れてるように見せてるよ〜」

 

「10秒チャージ、2時間キープ!」

「1袋(180kcal)で60kgの人がウォーキングしたら1時間しかもたないけどね〜」

※1袋(180kcal)でウォーキング2時間できるのは体重35kg以下の人だけ。

 

表現の方法ひとつで受け取る印象がだいぶ変わります。

つまり、打ち出された言葉の本当の意味をちゃんと知ることが大事なのです。

▼美容とどう関係があるの?

これらは美容に関しても非常に関係があります。

例えばこちらの画像をご覧ください。

元はこんなボサボサの髪が、、、↓↓↓

 

トリートメントをするとこんなにサラサラに〜↓↓↓

なんかすごいトリートメントだと思いませんか?

でもこの写真、トリートメントはしていません。

アイロンで少し髪を伸ばしただけ。

これはわかりやすく実験した例ですが、他にも大手メーカーから発売される商品の謳い文句には「ホントかな〜」と思うことが多々あります。

全ての商品が過剰なPRをしているとは言いませんが、大事なことは全てを鵜呑みにせず、自分で体感して確かめる、という姿勢なのです。

ちなみに当店で仕入れる商品は、スタッフ全員で厳しくチェックして「本当に良いもの」だけを店頭に並べています。

▼まとめ

いかがでしたか?

美容業界に限らず、どのジャンルでもお客様に良い印象を持ってもらうことは大切です。

ですが、それが行き過ぎると、少し眉唾ものの商品が生まれたりもするのです。

ぜひいろんなものを試して、本当に良い商品を見つけてくださいね。

それではまた明日

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