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知ってる?ブリーチで髪の毛が痛む理由

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こんにちは☀️ AI美容室のNaoです♪

みなさんブリーチってしたことありますか?

髪を明るくするやつでしょ?って認識の方が多いと思いますが、それであってます!

ブリーチはオシャレの幅をぐっと広げてくれるものですが、間違った知識で行うと大変なことになります。

今回はそんなブリーチに関しての話。

「髪を明るくするもの」くらいの認識の方こそ一度ご覧になってみてください。

明日話せるネタになるかもしれませんよ?

▼そもそもブリーチの仕組みって?

ブリーチ剤とは脱色・脱染を行う薬剤のことです。色?染?とややこしくなるので、ここでは「髪の色」を抜く薬とします。

ブリーチの仕組みはアルカリ剤と呼ばれる薬を使って髪のキューティクル(毛髪の表面を覆うウロコ状の層)を開き、内部のメラニン色素を分解・破壊します。

こうすることで色を抜くのですが、この過程で髪の結合が切断され、枝毛や切れ毛、パサつきなどのダメージが生じるわけです。

またキューティクルが開くと髪の毛の栄養もどんどん流れてしまうので、ダメージが加速します。

炭酸飲料のペットボトルの蓋を開けたままにしてたらどんどん炭酸が抜けていく、そんなイメージですね。

▼髪は自分では治らない

髪の毛は「死んだ細胞」です。

・膝を擦りむいたけど数日したら治った!

・寝違えて首が痛いけどしばらくしたら良くなった!

これは身体の細胞が生きていて、ダメージを受けた部分を治してくれるからです。

では髪の毛はどうか。自分では治りません。というか治せません。

それは細胞が死んでいるから。

ですがそれは悪いことではありません。

髪や体毛、爪などは身体を守るために作られた組織であり、それ自体を修復する機能はありません。

だからどんどん新しいものを生やして、身体を守っていくのです。

ちなみに、仮に髪の毛が生きていて神経が通っていたら恐ろしいですよ。

切るたびに痛みを伴いますので、美容室に来るたびに覚悟を決めてオーダーする。

髪の毛にお別れを告げ、ハサミを入れるたびに激痛が走り、美容室の中は悲鳴と血溜まりで埋め尽くされる、、、

死んだ細胞でよかったですね!

▼怖っ!「断毛」の恐ろしさ

ブリーチで髪の毛が痛むことはわかりましたが、それでもオシャレのためには必要な工程です。

だからといって無計画にブリーチをすることはおすすめしません。とくに自分でやるセルフブリーチ。

痛みが度をこすと「断毛」といって、ちょっとの刺激で髪の毛がブチブチと切れていくようになります。

こちらの画像をご覧ください↓↓↓

こちらはウィッグ(マネキン)を断毛するまでブリーチした際のものです。

綺麗に色は抜けていますが、ところどころ根本から切れています。

この状態になると

普通にシャンプーするだけで排水溝が詰まります。

クシで梳かすだけでごっそり抜けます。

ドライヤーで風をあてるだけで髪が舞います。

この状態ではいくらトリートメントをしても修復は不可能です。

なのでブリーチをする際は慎重に、特に最初は美容師さんに相談することをおすすめします。

▼まとめ

いかがでしたか?

ブリーチはリスクもありますが、オシャレの幅をぐっと広げてくれる工程でもあります。

正しい知識を身につけてカラーを楽しんでくださいね。

それではまた明日

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