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縮毛矯正で髪の毛がまっすぐになる理由

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こんにちは☀️ AI美容室のNaoです♪

夏が近づき、梅雨入りも近づいてきました。

こうなってくると気になるのが湿気です。

どれだけキレイに髪をセットしても湿気を吸った髪はすぐボサボサになってしまいます。

当店でもそういった悩みをよく聞きます。

髪は水分を吸収するものです。

なにも対策をしないと水分を吸い放題。

だれでも髪型は崩れてしまうのです。

ここに関しては以前詳しく説明しているので、よければこちらもどうぞ。↓↓↓

永遠の悩み!「湿気」と上手に付き合う方法

さて、梅雨が近づいてくると増えるオーダーが、縮毛矯正です。

うねって膨らむ髪をまっすぐにしてくれる矯正はとてもありがたいですよね。

アイロンをかけなくても髪がまっすぐサラサラ♪

こんなに楽なことはありません。

では質問です。

縮毛矯正はどうして髪をまっすぐにしてくれるか知っていますか?

考えてみたら不思議です。

髪は水分を吸うと膨らみます。

その膨らみの差が、髪のうねりやクセになります。

髪が水分を吸う限り、このクセは出てしまうはずですが、なぜ矯正をかけるとそうならないのか。

今日はなんとなく知っているけど、説明するのは難しい、縮毛矯正の仕組みについてお話しします。

ぜひ最後までご覧ください。

▼縮毛矯正の仕組み

髪の毛は主に4つの結合から成り立っていて、その一つに「シスチン結合」と言うものがあります。

このシスチン結合は髪の毛の形をキープする役割を持っています。

つまり、クセ毛の人は髪がうねった状態で結合している、ということです。

良くも悪くも、このシスチン結合があると髪の毛は本質的に形を変えることができません。

ここで登場するのが縮毛矯正の1剤。

この1剤は「還元剤」と呼ばれるもので、髪の形を作っているシスチン結合を切る力があります。

結合の切れた髪の毛は、髪の中と表面のキューティクルがとても柔らかくなります。

この状態を「軟化」といい、髪の毛が形がリセットされた状態になるのです。

しかし髪の毛は軟化したままだと非常に痛みやすくなります。

ある実験によると軟化した髪は、軟化する前の半分の強度になってしまうそうです。

そこで縮毛矯正の2剤を使います。

これは「酸化剤」と呼ばれ、一度切れたシスチン結合を再結合させる役割があります。

この作用のおかげで軟化していた髪の毛はしっかり結合して本来の強度が戻るのです。

▼ストレートアイロンの目的

さて、「還元」と「酸化」によってシスチン結合が切れたり戻ったりすることはわかりました。

でもそれだけでは髪の毛はまっすぐになりません。

ではどうやって髪を伸ばすか。

その答えはストレートアイロンを活用する、です。

1剤でシスチン結合を切った髪の毛を、ストレートアイロンでまっすぐにします。

そこに2剤を塗布することで、「まっすぐのまま」髪を再結合させることができます。

▼パーマに似てるんです

シスチン結合を切って、形を変えて、再結合する。

実はこの仕組みはパーマと同じです。

パーマはストレートアイロンではなく、ロッドに髪を巻きつけて形を作ります。

使用する道具は違えど、基本的な工程は矯正と同じなのです。

※仕組みは同じですが使う薬は異なります。

▼まとめ

いかがでしたか?

縮毛矯正の仕組みはほぼパーマと一緒なのです。

ですが矯正はパーマ以上にダメージを受ける可能性が高いメニューでもあります。

正しく理解しないと髪が大変なことになります。

明日の発信では縮毛矯正のダメージについてお話しします。

ぜひそちらもご覧くださいね。

それではまた明日

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