こんにちは☀️ AI美容室のNaoです♪
最近暑さと共に湿気が増えて来ました。
当店でも縮毛矯正のお客様が増えているのですが、ロングヘアの方が矯正をかけてサラサラツヤツヤの髪になるとつい見惚れてしまいます。
まさにアジアンビューティという言葉が相応しいですよね。
当店でもとてもキレイな髪を腰くらいまで伸ばしているお客様がいます。
よくご本人と「リアルラプンツェルですね〜♪」なんてお話をしてます。
さて、そんなときに思うことがあります。
「髪は限界まで伸ばすとどのくらいの長さになるんだろう、、、」
先に言ってしまうと、髪は一定の長さになると抜けてしまうので、同じ髪が一生伸び続けることはありません。
ではその限界はどこなのでしょうか。
今回は髪の毛の仕組みと併せて、ロングヘアの限界についてお話しします。
髪を伸ばそうと考えている人も、ショートヘアが好きで伸ばすつもりがない人も、きっと参考になる内容だと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
▼どうして伸び続けないの?
髪の毛は頭を守るとても優秀なクッションです。
髪は古くなると自然と抜け落ち、また新しい髪が生えてくるようになります。
この周期をヘアサイクルといいます。
「成長期」→「退行期」→ 「休止期」→「脱毛」
という流れで、成長を続けていた髪は徐々に成長を止め、抜け落ちていくのです。
これは正常な機能であり、健康な人でも一日に50〜100本の髪が抜けています。
つまり、このヘアサイクルがある限り、同じ髪が伸び続けるということはないのです。
▼理論上の限界値
ではそれを踏まえて、髪はどこまで伸ばすことができるのでしょうか。
先ほど説明したヘアサイクル。
髪の毛が成長する「成長期」の期間は男性が3〜5年、女性が4〜7年です。
つまり、成長期が長い女性でもだいたい7年が髪が伸びる限界ということになります。
髪の毛は一ヶ月に約1cm伸びます。
1年では約12cmです。
仮に成長期が5年だとすると、
12cm × 5年 = 60cm
となります。
個人差はありますが、どんなに伸ばしても、およそ腰のあたりまで伸びたところで髪の成長が止まり、抜けてしまうのです。
▼ロングヘアのギネス記録
ちなみにインドに住む46歳の女性は、約2.3mの髪の毛を持つ女性としてギネス記録に認定されました。
ですが、先ほどの理屈で言うとこんなに髪は伸びません。
これだけの長さになった理由としては、
①毛は抜けているが、抜けた毛が絡まって残っている
②何らかの理由でヘアサイクルが乱れて成長期が続いている
ということが考えられます。
長さの限界はあくまで理論上の限界値であり、人間の体は神秘そのものです。
科学で説明できないことが起こっても不思議ではないのかもしれません。
▼ちなみに
みんな大好きなディズニープリンセスであるラプンツェルの髪は21mもあります。
普通ではあり得ませんが、彼女の場合は魔法の力で通常よりも早く伸びているのです。
つまり魔法が毛母細胞に働きかけていることが原因と考えられます。
ここに関しては以前詳しく解説していますので、よければこちらもどうぞ。↓↓↓
▼まとめ
いかがでしたか?
女性なら一度はキレイなロングヘアに憧れたことがあるでしょう。
またはオシャレのためではなく、ヘアドネーションのために伸ばしている人も多いと思います。
実際に髪を伸ばしてみると、切れ毛や枝毛、毛先のダメージもあって、伸ばし続けるのは大変です。
ですが、その先には大人っぽさも増す、素敵なロングヘアが待っています。
髪を伸ばそうと思ったらしっかりダメージケアもして臨んでくださいね。
それではまた明日☆