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説明できる?ドライヤーで髪の毛が乾く原理

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こんにちは☀️ AI美容室のNaoです♪

みなさんはお風呂上がりにドライヤーを使いますよね?

え?ドライヤー使わないで自然乾燥してる?

それはあまりおすすめできません。

髪は濡れた状態だとキューティクルが開いて、とても傷みやすい状態になっています。

乾かさないということは、髪を無防備な状態にしておくのと一緒。

できるだけ早く乾かしましょう!

では質問です。

ドライヤーはなぜ髪を乾かすことができるのでしょうか?

風が吹いてるから?温風だから?

今日は曖昧になりがちな「ドライヤーの原理」についてお話しします。

ぜひ最後までご覧ください。

▼ドライヤーの仕組み

実はドライヤーの構造はとってもシンプルです。

中にあるのは、風を送る「小型のファン」と風を温める「電熱線」だけ。

細かく言うとスイッチや電線などはありますが、主要な部品はこんなにシンプルなのです。

ではどういう風に動いているのか。

まずコンセントに繋いでスイッチを入れます。

するとケーブルを伝って電気が流れてきます。

ドライヤーの前方に配置された電熱線に電気が流れると、抵抗加熱という原理で電熱線が加熱されます。

それと同時にドヤイヤー後方に配置されたファンが回ることで風が送り出されます。

その風は温められた電熱線を通るので、ドヤイヤーから出る風は「温風」になるのです。

とてもシンプルですね♪

▼どうして髪が乾くの?

では髪の毛にドライヤーの温風が当たるとどうして乾くのでしょうか。

髪が乾く際の要素は大きく二つです。

①風で水滴を飛ばす

②熱によって水分を蒸発させる

順に見てみましょう。

①風で水滴を飛ばす

濡れた髪がドライヤーの風を受けることで、髪に付着している水滴が飛びます。

さらに片方の手で髪を動かすことで遠心力も働き、髪が乾くのです。

濡れたタオルを振り回すと水が飛んでいくイメージでしょうか。

または水浴びをした犬ちゃんが体を震わせて体を乾かすのと一緒です。

②熱によって水分を蒸発させる

火にかけたお湯はブクブクと沸騰して、蒸発していきます。

ドライヤーは火ではなく、温風の熱で水分を蒸発させます。

でも、水の沸点は100℃です。

いくらドヤイヤーが熱いといっても100℃は超えないでしょう。

ではどうして髪が乾くのでしょうか。

水の中には、水の「分子」が存在しています。

この分子には、「早く動く分子」と「遅く動く分子」があります。

水の温度が高くなるということは、「早く動く分子が増える」ということです。

早く動く分子は、そのまま水の表面を飛び出します。つまり蒸発です。

水が100℃になるということは、水の分子のほとんどが早く動いている、ということ。

すると水の分子が動き回り、ブクブクと沸騰して蒸発するのです。

逆に冷たい水の分子は、動きがゆっくりになっています。

ここで大事なことは、水は沸騰していなくても、早く動いている分子がある、ということ。

つまり、水は100℃にならなくても蒸発するのです。

少しややこしい話ですね。

ここでは、水は沸騰していなくても蒸発することができるが、「温度が高くなるほど蒸発しやすくなる」とだけ覚えておきましょう。

▼早く乾かすドヤイヤーとは

先ほど説明した二つの要素から考えると、ドライヤーで髪を早く乾かすためには、

①風量を強くする

②温風の温度を高くする

ということが有効です。

風量が強ければその分水分が飛びやすくなります。

さらに温風の温度が高ければ、その分髪の温度も上がり、水が蒸発しやすくなります。

ただし、むやみに温度を上げると髪の毛のダメージに繋がることもあります。

ドライヤーを選ぶ際は、早さ重視なのか、仕上がり重視なのかで選ぶといいでしょう。

いずれ髪の毛と温度の関係もお話しします。

▼まとめ

いかがでしたか?

今回はドライヤーの仕組みについてお話ししました。

これを踏まえてドライヤーを選ぶにはどうしたらいいか、についてはまた今度お話しします。

ぜひ自分に合ったドライヤーを見つけて、素敵な髪ライフを送ってくださいね。

それではまた明日

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