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【鬼滅の刃】完結編!桜餅で甘露寺蜜璃の髪の毛を作り上げる!

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こんにちは☀️ AI美容室のNaoです♪

昨日まで甘露寺蜜璃ちゃんのピンク髪について徹底的に考察してきました。

様々な要素を加味して、やっとあのピンク髪の理由を解明できたのです。

しかし、重大なことに気づきます。

それは、彼女の緑色の髪。

毛先は綺麗な緑色をしています。

まさに桜餅の配色そのままに。

これがとても厄介な色であり、今回一番悩んだ部分でもあります。

ですが大好きな作品である鬼滅の刃。

なんとしてもこの現象を考察してみましょう!

まだ前回の記事をご覧になっていない方はこちらからどうぞ。↓↓↓

【鬼滅の刃】ピンク完結!桜餅で甘露寺蜜璃のピンクヘアを実現させる

▼毛先が緑

冒頭でもお話したように、甘露寺蜜璃の髪の毛はピンクと緑の2色構成となっています。

情報をまとめてみましょう。

①根本から中間にかけてはピンク色

②中間から毛先は緑色

③染粉で染めてないものとする(あくまで自然にこういう配色になった)

この条件を満たすには、どういう仕組みが必要なのでしょうか。

▼髪色の褪色

まず考えられるのは、髪の褪色です。

カラーをしたことがある人はわかると思いますが、髪は時間が経つとだんだんと色が抜けていきます。

通常、髪の毛は毛先にいくにつれて傷みやすく、同時に色が抜けやすくなります。

髪全体をカラーした人で、毛先だけ色が抜けている人をよく見かけますね。

そして褪色で抑えておきたいのは「色の変化」です。

髪全体を「青」に染めたとします。

時間が経つと、だんだんと青い色素が抜けていきます。

髪の毛にはもともと黄色の色素が含まれているのですが、青の色素が少なくなってくると、「カラー剤の青」と「髪の黄色」が混ざります。

すると青かった髪の毛は緑色になるのです。

これだ!これなら、

「時間経過によって色が変わる」

「色が変わるのは毛先」

という条件をクリアできます。

つまり、最初はピンク色だった髪が、時間が経つにつれてピンクの色素が抜けていく。

すると緑が出てくる、という説です。

▼補色の関係

では緑の色素も髪に混ぜれば解決する?

実は、そう簡単にはいきません。

この説の通り、同じ髪の毛の中に「ピンク」と「緑」の色素をミックスさせるとどうなるか。

ピンクは白で薄めた赤色ですが、問題は「赤」と「緑」の関係です。

カラーサークルを見てわかる通り、この二つは反対色になります。↓↓↓

この関係を「補色」と言い、ヘアカラーの場合これらを混ぜるとニュートラルブラウンになってしまうのです。

美容の世界では、ハイトーンカラーをする際、髪の黄色味を消したい時に補色である紫を入れたりします。

つまり、緑の色素を混ぜた途端、今まで苦労して得たピンクとミックスされて色がリセットされてしまうのです。

▼改めて、髪の構造を見てみよう

また暗礁に乗り上げてしまいました。

しかし、困った時ほど原点回帰です。

今一度、髪の毛の構造を見直してみましょう。

髪は表面から、キューティクル、コルテックス、メデュラという3層構造になっています。↓↓↓

それぞれの占める割合は、

キューティクルが10〜15%

コルテックスが89〜95%

メデュラが0〜5%

となっています。

メデュラが0〜5%というのは、人によっては存在しないという意味です。

特に細毛にはメディラが無いことが多いです。

甘露寺蜜璃の髪はどうみても太毛ですので、おそらく問題なくメデュラは存在しているでしょう。

実はこのメディラ、何のために存在しているか、今だに解明されていません。

存在理由がわからない髪の中心メデュラ、、、でも、ひょっとして今回の仮説で使えるのではないでしょうか。

▼緑の仮説

通常ヘアカラーをすると、キューティクルの隙間から薬剤を浸透させて、コルテックスとメディラに色素を着色させます。

つまり髪の外から、髪の中へ向かって染めていくのです。

しかし甘露寺蜜璃の場合は、食べた桜餅から色素を吸収し、髪の内側から着色させることでピンク髪を得ています。

同じように緑の色素を内側から髪に着色できないでしょうか。

桜餅に巻かれている「桜の葉」を食べると、葉の緑色の色素「葉緑素」が体内に吸収されます。

彼女の主なエネルギー消費である筋肉の運動。

ここにこの葉緑素は使われません。

使われずに余った葉緑素は体外に出される際、その一部は髪から排泄されます。

そのとき、髪の中心部であるメデュラ部分に色素を溜め込んでいきます。

そうすればピンクと緑が混じり合わずに、同じ髪の毛に同時に2色存在させることができるのではないでしょうか。

次の章で結論を見てみましょう。

▼結論

甘露寺蜜璃は8ヶ月で約4万個もの桜餅を食べていました。

当然、桜餅に巻かれた「桜の葉」も同じだけ食べています。

桜の葉には、緑の色素にあたる「葉緑素」が含まれており、食べるごとに体内に蓄積されます。

ここからは食紅の色素と同じ経路で、その一部は髪の毛から排泄されます。

その時、髪の中心部「メデュラ」に緑の葉緑素が、その外側「コルテックス」に食紅の色素が着色します。↓↓↓

このような配色になることで、最初はピンク色の髪として見えるのです。

そして時間経過とともに毛先からピンクの色素が抜けて落ちていきます。

すると、髪の中心部の緑が見えるようになり、毛先は緑髪になる。

ということです。

技術が発展した現在でなお、その存在理由が解明されていないメデュラ。

今ついにその役割が判明しました。

甘露寺蜜璃のあの鮮やかな髪の毛は、髪の神秘「メデュラ」によって実現していたのです。

▼まとめ

いかがでしたか?

4日に渡って考察してきた甘露寺蜜璃の髪の色。

私の持てる知識と、想像と、妄想と、ほんの少しのファンタジーでやっと説明することができました。

この達成感は何者にも変え難い。

桜餅を食べる時にはこの苦労をきっと思い出すことでしょう。

さて、明日からは真面目に髪の毛の情報をお届けします。

ここまで長く読んでくださり本当にありがとうございました。

またお会いしましょう。

それではまた明日

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