こんにちは☀️ AI美容室のNaoです♪
昨日までは善逸の髪の毛が雷によって金髪になるのか、というテーマで考察をしてきました。
そして、無事に考察完了。
色々な要素を加味して善逸の金髪を実現することができたのです。
しかし、ここで新たな問題が。
それは善逸の毛先。
画像をよく見ると毛先は少し濃い黄色になっているのです。
昨日導き出した答えだと、この毛先問題は解決されません、、、
これでは完璧な考察とは言えないでしょう。
ということで今回は善逸の毛先のカラーについて考えていきます。
ぜひ最後までご覧ください。
それにしても、鬼滅キャラは本当に2色ヘアが多い!
2色になると考えるのが本当に大変なんです笑
でもがんばります!
昨日までの記事をまだご覧になってない人はこちらもどうぞ↓↓↓
▼毛先の色が「濃い」のが厄介
髪の毛が2色になると何が厄介なのか。
髪の毛は毛先にいくにつれて傷んでいくので、栄養も色素も毛先から流れていきます。
つまり、毛先が明るいのはカラーの自然褪色で説明ができるのです。
しかし今回の場合は逆に毛先の色が濃くなっています。
こうなると自然褪色では説明がつきません。
▼甘露寺蜜璃パターンはどうか
では髪の毛の中心部に濃い黄色の色素を溜め込んでいたらどうでしょう。
時間が経つにつれて中心部の色が表に出てくるので、毛先の色を濃くすることができます。
これは以前、甘露寺蜜璃ちゃんの毛先の緑を説明したときの理論です。↓↓↓
先に言うと、今回はこの方法では説明できません。
善逸の場合は髪の毛内部に過酸化水素を取り込んでいます。
すると濃い黄色の色素と混ざって色素が分解されてしまいます。
うーーん、なかなかの難問です。
今まで考えてきた理論はことごとく外れてしまいました。
何か新しい理論があるはずです。
▼髪色を濃くするには
髪が自然と濃くなる現象。
自然の摂理に反するようなこの現象を探していると、一つの可能性を思いつきました。
それは、髪を濡らすこと。
カラーをしている人は、お風呂上がりに鏡を見るといつもより髪が暗くなっているように見える。
そんな体験をした人は多いんじゃないでしょうか。
これは毛先を少し濡らした写真。
濡らしていない部分よりほんの少し色が濃いです。↓↓↓
この現象は髪の毛以外にもよく見られます。
例えば河辺の石ころ。
乾いている石を濡らすと、濡れた部分は色が変わりますよね。
あとはグレーのTシャツを着て、汗をかくと色が濃くなります。
水は無色透明なのに、濡れると色が変わるって考えてみると不思議ですよね。
なぜ水に濡れると色が濃くなるかというと、光の乱反射が減って目に届く明るい光が少なくなるから、です。
髪も石ころもTシャツも、細かーーく見ると無数の凹凸があります。
この凹凸が光を乱反射させて、物体は明るく見えます。
しかし水に濡れると薄ーーい水の膜が貼られます。
すると、表面の凹凸が一時的になくなり、光の乱反射が抑えられるのです。
こちらの内容は以前記事にしたことがあるので、詳しく知りたい人はこちらもどうぞ。↓↓↓
さて、この現象。
言い方を変えると、表面の凹凸がキレイになくなれば色が濃くなる、ということです。
そこで、善逸の行動で髪の毛の凹凸がなくなる可能性について考察してみましょう。
▼善逸の必殺技
善逸は雷の呼吸を使用します。
この呼吸にはいくつか必殺技がありますが、善逸は唯一「壱ノ型 霹靂一閃(へきれきいっせん)」のみ使いこなすことができます。
この霹靂一閃は、神速の踏み込みから成る居合い一閃です。
動きが早すぎて人間にはもちろん、鬼の目ですら捉えられず、ただ刀に手を置いた善逸が瞬間移動したように見える脅威のスピード技です。
この技を可能にしているのも、「呼吸」。
雷の呼吸は、足の筋肉繊維や血管の一本一本にまで意識を張り巡らせる事により、稲妻の如き動きを可能としています。
さて、善逸はこのすさまじい速度で移動する技を日夜訓練しています。
つまり一日に何度もこの速度を体感しているわけです。
その時に関係してくるのが、高速度による温度上昇。
例えばスペースシャトルが大気圏に再突入するときの速度はマッハ7.0程度になります。
そのときスペースシャトルの先端部分の温度は、実に1,400℃にもなります。
これはものすごいスピードで移動するスペースシャトルが、摩擦熱や空力加熱によって加熱されるからです。
細かいことは省きますが、とにかく物体がものすごい早さで動くと温度が上がる、ということです。
善逸が霹靂一閃を何度も繰り返すことで、髪の毛の温度も一時的に上昇。
まるでストレートアイロンをかけたようにキューティクルが整えられます。
毛先に行くにつれてこの現象を受ける回数は増えるため、自然と毛先が整っていくわけです。
さらに、体温上昇を抑えるために大量の汗をかきます。
その大粒の汗は髪の毛をつたって、毛先に溜まります。
そうすることで毛先がストレートアイロンをかけたようにキレイになり、汗によって色が濃くなるという仕組みです。
▼善逸はどのくらいの速度で動いているのか
では一体どのくらいの速度で動けば、このような現象が起こるのでしょうか。
目安になるのは髪の毛の温度です。
「ストレートアイロンをかけたような効果」を得るためには少なくとも表面温度を100℃には上げる必要があります。
空力加熱による温度上昇⊿T℃は、大気の温度をT0℃、マッハ数をMとすると、
⊿T=(T0+273)×0.2M2
という式で表されます。
気象庁が発表している、大正時代の日本の平均気温は、およそ14.1℃。
目標温度を100℃として、数値を式に代入すると、
⊿T=(T0+273)×0.2M2
(100℃−14.1℃)=(14.1℃+273)×0.2M2
M2=(100℃−14.1℃)/((14.1℃+273)×0.2)
M2=1.25
M=1.12
つまり、善逸はマッハ1.12という、音速を超える速度で移動していることになります。
公式にも「早すぎて動作が見えない」というような内容の説明がありますので、おそらくこれくらいの速度で妥当でしょう。
▼結論
善逸は日頃の訓練により、音速を超える速度で技を繰り出すことができるようになりました。
すると技を打つ度に髪の毛の表面温度は100℃を超えます。
まるでストレートアイロンをかけたように髪の毛は整えられ、体温上昇によってかいた汗が髪の毛先に流れます。
髪の毛は表面の細かい凹凸が整うと色が濃く見えますので、この現象によって善逸の髪は2色になった。
と結論づけます。
▼まとめ
いかがでしたか?
全4回にわたって考察してきた善逸の金髪。
正直今までで一番難易度が高かったです。
それでもなんとか、この現象を解明することができました!
、、、え?
さすがに今回は無理があるって?
そんなことはありません。
私が説明しているのはあくまで仮説。
仮説は実証して初めて真実になります。
善逸と同じ能力を持つ人が現れたら、ぜひ私の仮説を実証して欲しいものです。(うまく逃げれた💦)
明日からはまた知って得する情報をお届けします。
よければまた見に来てくださいね。
それではまた明日☆