こんにちは☀️ AI美容室のNaoです♪
みなさんは小さい子に「キューティクルってなに〜??」と聞かれたら何と答えますか?
ダメージから守ってくれるもの?
サラツヤの髪の毛に必要な部分?
トリートメントのCMとかで最後ピカーンって光ってサラサラになるところ?
これらは全部、、、正解です!
でもまだ完全ではありません。
今回は、なんとなく知っているけど詳しく説明できない?キューティクルの秘密をご紹介。
普段気にかけないキューティクルに対する愛情が芽生えるかもしれませんよ♪
▼キューティクルって何?
先に結論からお伝えします。
キューティクルとは、髪の毛の表面を覆っている魚のウロコ状の組織です。
髪の健康と美しさに大きな影響を与えるもので、うるおいを保ち、ツヤやコシのある健やかな状態をキープする役割があります。
もーーっと簡単に説明をすると、
髪の毛を外から守る「盾」であり、栄養を中から出さない「フタ」です。
なのでキューティクルが剥がれてなくなると、髪の毛の「盾」と「フタ」がない状態になるのでダメージは急速に進行してしまいます。
よく使う例えですが、キューティクルがない状態はキャップのない炭酸ペットボトルに似ています。
時間が経つと炭酸が抜けていき、外から刺激を受けるともっと早く炭酸が抜けてしまうわけです。
ちなみにこれは一本採取した髪の毛を顕微鏡で拡大したもの↓↓↓
ウロコ状にキューティクルが並んでいるのがわかりますね。
▼こんなにあるの!?外的刺激の数々
キューティクルは盾であり、剥がれると良くないことはわかりました。
ではどういうことが原因でキューティクルは剥がれてしまうのでしょうか。
まずはカラーやブリーチ、パーマ、縮毛矯正などの薬剤。
薬剤の多くはキューティクルを剥がす成分を含んでいるため、メニューの種類や回数によって髪の毛はとても傷んでしまいます。
次に熱によるダメージ。
キューティクルはタンパク質でできています。
同じタンパク質が主成分の目玉焼きがどうしても生卵に戻らないように、熱すぎる熱を受けて変質した髪は元の状態へは戻りません。
ヘアアイロンやドライヤーの高温使用はキューティクルを傷つけるので、適切な温度で使用することが大切です。
最初に思いつく原因はざっとこんな感じでしょうか。
あとはどんなことが思いつきますか?
ダメージの原因になることはまだまだたくさんあります。
数が多いのでここからは駆け足で見てみましょう!
キューティクルのダメージになる原因はコレだ!!
○摩擦
雑なブローやブラッシング、またはシャンプーも強く行うと傷みます。
○髪を濡れたままにする
髪は濡れた状態だと柔らかくなり、キューティクルが開きます。柔らかいのでちょっとした摩擦で傷みます。
○乾燥
じゃあ乾いてればいいの?いいえ!逆に乾燥しすぎると髪の毛の中の水分がなくなり、パサつきやダメージにつながります。
○紫外線
髪の表面にある脂質被膜が紫外線によって酸化され、ダメージにつながります。
また紫外線は髪の内部に入り込み、メラニン色素やヘアカラー色素を壊すため、褪色(色褪せ)の原因にもなります。
○枕
一晩中髪を押し付ける枕も実はダメージの元。
シルクなどの摩擦が少ない生地の枕が理想です。
○生活習慣
過度な飲食やストレス、睡眠不足、タバコなどは髪に悪影響を及ぼします。
身体に良くないことは髪にも良くありません。
○その他
他にも花粉や強いヘアゴム、エクステ、スタイリング剤のつけ過ぎなどなど、、、
細かいものを含めるとまだまだたくさんあります。
意外と生活の中にキューティクルを痛める原因ってたくさんあるんです。
▼以外と知らない!髪の毛の血管とは
髪の毛にはCMCと呼ばれる成分が含まれています。
とーーーっても髪の毛にとって大事な成分であり、たくさんの役割があります。
その役割の一つに水溶性の物質の通り道というものがあります。
CMCはキューティクルから髪の毛の内部までつながっているのですが、このCMCを通して外からカラー剤やトリートメント等を髪の中に届けます。
言うなればCMCは髪の毛の血管のような働きをするのです。
適切にキューティクルをケアすると、結果的に内部まで潤う、ということなんですね。
CMCの詳しい説明はこちらからどうぞ↓↓↓
▼まとめ
いかがでしたか?
キューティクルって髪の毛の健康や美しさに直結するとても重要な部分です。
ダメージの要因は多いですが、日々のケアで美しい状態を保つことも可能です。
オシャレを楽しむためにも正しい知識を身につけて色々なヘアスタイルを楽しんでくださいね♪
それではまた明日☆