こんにちは☀️ AI美容室のNaoです♪
カラーリングで一番多いオーダー、それは白髪染めです!
突然ですが、あなたは白髪、、ありますか?
ホットペッパービューティが実施したアンケートによると白髪染めを始める平均年齢は
男性 40.4歳
女性 42.6歳
だそうです。
個人差はありますが、40歳前後で染め始める人が多いようです。
私の働くAI美容室では90歳でまめに染められる方もいらっしゃいます、
とてもおしゃれな方ですよね。
そう考えると白髪染めを始めてからの方が人生は長い!とも言えるかもしれません。
そこで気になる質問。
あなたが普段やっている白髪染めを選んだ理由はなんですか?
美容師さんが勧めてくれたから?
通販番組で髪に優しいと言っていたから?
薬局でパッケージに惹かれたから?
一言に白髪染めといってもいろいろな種類があります。
今日はその中でも最も選ばれることの多い2種類、ヘアカラーとヘアマニキュアについてお話しします。
それぞれメリットとデメリットがありますのでぜひご覧ください。
▼ヘアカラーとは?
正確にはアルカリヘアカラー(酸化染料)といいます。
主に2種類の薬(1剤と2剤)を混ぜて作ります。美容室で染めたことがある人は美容師さんがカラーの直前にシャカシャカ混ぜてるの見たことありますよね?あれです。
後に出てきますが、ヘアカラーは2剤の酸化作用によって発色します。
なので、混ぜた直後は発色していないので塗った直後はまだ色が出ていません。
ヘアカラーは染料の粒がとても小さいので、髪の毛に塗られると髪の内部まで浸透します。
さらに、2剤は過酸化水素といって、髪の内部に入った染料を酸化させます。
酸化すると小さかった染料の粒がとても大きくなります。
なので、染料は髪の内部に入ることはできるけど外には出にくい状態になります。
つまり色持ちがいいのです。
デメリットとしては、酸化させる際に髪が多少傷みます。
こちらはヘアカラーした髪の毛の断面。内部までしっかり染まってますね。↓↓↓
特徴
●髪の内部までしっかり染めるので色持ちがいい
●髪の毛の根本までしっかり染まる
●多少髪の毛にダメージを受ける
●薬剤によって頭皮がかぶれる可能性がある
次にヘアマニキュアを見てみましょう。
▼ヘアマニキュアとは?
ヘアマニキュア(酸性染料)はヘアカラーのように1剤、2剤を混ぜません。
染料自体が発色しているので塗った瞬間から髪に色がつきます。
が、染料の粒がとても大きいのでキューティクルのすき間を通過できません。
ヘアカラーのように髪の内部まで浸透できないのです。
つまり髪の毛の外側だけが染まり、内部は染まりません。
言い換えると地毛の色は変えず表面に色をつける、といった感じです。
染料が内部まで浸透しない分、色持ちは悪くなります。とくに髪が濡れている状態では染料が流れ出やすいです。
しかしメリットもあります。ヘアカラーと違い、2剤との酸化作用がありません。
そのため酸化による髪へのダメージがありません。
また染料の色がそのまま髪に定着するので、鮮やかな色を出しやすいです。
地肌につけないカラーでもあるので、頭皮へのダメージがないこともメリットですね。
こちらはヘアマニキュアをした髪の毛の断面。内部は染まらず、表面だけ染まってます。↓↓↓
特徴
●髪の外側だけを染めるので色持ちは良くない
●頭皮につけないように塗るので、ほんの少し地肌から浮かせて染める
●基本的に髪の毛へのダメージはない
●地肌に薬剤をつけないので頭皮へのダメージもない
▼どっちを選んだらいいの?
ヘアカラーとヘアマニキュア。どちらもメリットとデメリットがあります。
ではどちらを選んだ方がいいか。
まず大事なことは、頭皮の状態です。
薬剤でかぶれたことがある方や、事前のパッチテストでアレルギー反応が出た方はヘアカラーはできません。
次に髪をどんな色にしたいか、そしてダメージを気にするか、という点です。
ヘアカラーはカラーの色持ちがよく、酸化作用によって髪を多少明るくすることができます。ですが髪にダメージを受けます。
一方ヘアマニキュアはダメージを気にせずに色を楽しみたい方におすすめです。ただし、髪を明るくする力はないので元々明るい部分か白髪にしか色が入りません。
人によってそれぞれ大事にするポイントが違いますので、ご自分の希望を担当の美容師さんに相談するのがいいですね。
▼まとめ
いかがでしたか?
今回は白髪染めを前提にヘアカラーとヘアマニキュアの違いを説明しました。
同じ白髪染めでも特徴ってこんなに違うんです。
自分の髪質・肌質に合わないカラーは髪にも精神的にも良くありません。
ぜひ正しい知識を持ってベストなカラーを探してみてくださいね。
それではまた明日☆