こんにちは☀️ AI美容室のNaoです♪
みなさんは髪の毛に関してこんな噂を聞いたことはありませんか?
髪の毛を剃って坊主にすると、
・直毛がクセ毛になる
・柔らかい毛が硬くなる
・髪が増える
などなど。
坊主にすると毛根がリセットされる、なんて言葉も聞いたことがありますが、正直ちょっと信じがたい内容ですよね。
でも実際に「学生時代、坊主にしたときに髪質が変わった!」という実体験を持つお客様もいるんです。
では噂は本当なのか、、、???
今回はそんな坊主の不思議な噂についてお話ししようと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
▼そもそも坊主とは
辞書で「坊主頭」と検索すると、
坊主頭・・・頭髪を短く刈った頭
と出てきます。
一方、似たスタイルのスキンヘッド。
こちらを辞書で検索すると、
スキンヘッド・・・剃 (そ) り上げて丸坊主にした頭
と出てきます。
「坊主頭」と「スキンヘッド」の大きな違いは、髪を「剃る」かどうか。
坊主頭は剃らない、スキンヘッドは剃る、という違いですね。
さて、今回の噂についてですが、正確にはスキンヘッドに対してのものと思われます。
坊主頭は剃らないので、要は超ベリーショートのヘアスタイルに区分されます。
※私が勝手にしています。
今回の噂は坊主にすることで頭皮や毛穴、毛根にどう影響があるのか、という視点が必要になります。
髪を剃らない坊主頭はそれらに影響を与えないので、今回の記事では坊主は「スキンヘッド」と定義します。
▼噂は本当なの?
結論からいいます。
噂は間違いです。
坊主にしても髪質は変わりませんし、硬くもなりません。
ましてや髪も増えません。
坊主にして髪が増えるのであれば日本中から薄毛の悩みはなくなるでしょう。
そもそも直毛・クセ毛などの髪質は毛根(毛球部)の形状に大きく影響されます。
毛根が曲がっていると髪の毛も曲がった状態で伸び続けます。
さらに髪の毛の内部には2種類のコルテックスという領域が存在しています。
このコルテックもクセ毛に大きく関わりますが、長くなるので今回は割愛します。
どちらにせよ、髪の毛は頭皮の下、毛根部で作られます。
クセ毛かどうかは頭皮に出てくる前に決まっているので、坊主にしようがしまいが髪質に影響を与えることはないのです。
ただし注意が必要なのは、髪の毛を抜くと髪質の変化につながることがあるということです。
毛を無理やり抜くと毛根にある毛球が傷つき、正常に機能しなくなることがあります。
すると髪の毛がクセ毛になったり、ひどい時は生えて来なくなります。
毛を抜く行為は髪にも頭皮にも、とても悪影響なのです。
毛を抜くリスクについてはこちらもご覧ください。↓↓↓
▼どうしてこんな噂が広まったの?
ではどうしてこのような噂が広まったのでしょうか。
実際に髪質の変化を感じている人もいるようです。
原因として考えられるのは、坊主にする時期です。
初めて坊主を経験する人の多くは学生時代にしているのではないでしょうか。
・運動部に入って坊主にした
・まだオシャレに関心が薄く、親が坊主にした
・失恋の気分転換に坊主にした(これは少ないかな?)
そして、学生時代というのは身体の変化や成長が著しい時期でもあります。
成長期のホルモンバランスによって髪質は変わり、多くの人は毛が太くなります。
男性の髪の毛の太さのピークは10代後半〜20代前半です。
つまり、学生時代は太さのピークに向かって髪がどんどん太くなっていく時期と重なるのです。
元も子もない言い方をすれば、「坊主にしなくても髪質は変わっていた」ということです。
▼まとめ
いかがでしたか?
このような噂が広まった背景にあるのは、みな髪の毛に対して何らかの悩みがある、ということなのでしょう。
直毛にしろクセ毛にしろ、みな「もっとこうなりたいな♪」という理想があるからこそ髪質の変化に敏感なんですね。
このブログでは今後もちょっとした疑問を解消できる役立つ内容を発信していきます。
ぜひまた読みに来てくださいね♪
それではまた明日☆